2017-01-01から1年間の記事一覧

マルタ共和国に行ってきた! 🇲🇹

もうかなり疲れているけど旅行は続けている。ジョブズはGo to travelと言ったから私はジョブズの言葉に影響を受けて旅をしている。ただお金がもう底を尽きたので今年はもう旅行に行けない。体力的な問題もある。月一でヨーロッパを往復するのは疲れる。鬱病…

トーマスマン 魔の山 再読

魔の山は私の読書遍歴の中で特に好きな作品だ。 だから今回再読する事にした。最初は高橋義孝氏が訳した新潮文庫で読んだが、今回は岩波文庫で読んでいる。名著は数多くの翻訳があるので自分にあった翻訳者を見つけて読めるのがいい。実をいうと今ドイツのミ…

ドイツのミュンヘンにあるノイエ・ピナコテークに行ってきた!!

また旅行に行っている。そろそろ貯金も尽きてきたのでもう今後は頻繁に行けないかも知れないが、でももう30カ国以上沢山の都市に行ってきたので満足しているし後悔も無い。今、ドイツのミュンヘンにいるのだがやはりヨーロッパ旅行中は美術館に行くに限る。…

ヴァージニア ウルフ 燈台へ

ウルフは私の好きな小説家だ。自分と価値観が似ているからだと思う。彼女に唯一残された快楽が食べる快楽だったのにとか。(ダロウェイ夫人より) 嫉妬の苦しみ(ダロウェイ夫人より)とか。ウルフ自身は10代の頃から母親の死をきっかけに精神に異常をきたし、そ…

失われた足跡

カルペンティエルの失われた足跡を読了。勿論、メキシコ旅行中にラテンアメリカ文学を読もうと思い本書を買った。都会で虚しい生活をしていた音楽家が幻の楽器を手に入れるために密林への足を運ぶ冒険小説だ。元々カルペンティエルは音楽の評論家らしく本書…

メキシコに行ってきた!!!(アイフォンを盗まれた!!)

ちょっと睡眠導入剤を飲みながら旅行には行っている。もう心身ともに疲れ果てているが旅行は続ける。旅行自体は楽しい事だけど辛い時も勿論ある。唐突に訪れる理不尽にあってとても落ち込む時がある。自分のメンタルの弱さにびっくりするが何とか薬でカバー…

インドへの道

フォースターの代表作でもあるインドへの道を読了。彼は異なる価値観を結びつける事を主題にしてきた作家だ。今回も同様にイギリス人とインド人、支配者と被支配者をどうやって宥和できるかという非常に難しい問題に取り組んだ。 私はインドとイギリスもどっ…

母と息子の囚人狂時代

見沢知廉である。私自身は中学校は一年の一学期を除いて全く学校には通わなかった。誰かにイジメられているという訳ではなく単純に勉強についていけなかったのが不登校になった理由だ。家に引きこもってドストエフスキーの本を読むようになってから見沢知廉…

夜と霧

初版は2002年ではあるが私が購入したのは2016年の29刷のである。これだけ長く読み継がれている歴史的な名著なのだ。著者のフランクルは心理学に精通した人で学生時代にはフロイトに師事していた。学術的な専門用語も頻出するのでしっかり噛み砕いて読まない…

眺めのいい部屋

フォースターの眺めのいい部屋を読了。すっかりハワードエンドを読んでからフォースターの小説にハマってしまった。翻訳の質があまり良くないので読む側にも読解力が必要になってくるが、その苦労を感じさせないほどこの小説は面白い。物語は主人公のルーシ…

ハワーズ・エンド

フォースターのハワーズ・エンドを読了。いやあ面白かった。久し振りに読破できた本に出会えた。20世紀初頭にはイギリスから優れた小説が沢山誕生したがフォースターの作品もその一つだ。題名のハワーズ・エンドとはロンドン郊外にそびえ立つ邸宅の名前で物…

インドの旅 インド4大都市制覇!!

3年ぶりにインドに行ってきた。デリーとコルカタにはもう前回のインド旅で行っているので今回はムンバイとチェンナイに行ってきた!!なぜ私がまたインドに行こうと決めたのかというと、日本人のビザが免除されたからだ。正確にいうとアライバルビザだがこれ…

夜中に犬に起こった奇妙な事件

科学と論理で書かれた冒険探偵小説である。全世界で1000千万部を超える大ベストセラーになり特にアメリカのアマゾンレビュー数が3000を超える人気ぶりである。あまり私はベストセラーは読まないが日本ではそんなに知られてないので読むことにした。主人公の…

モーパッサン

今まで短編小説は宮沢賢治の作品ぐらいしか読んでいなかったが、モーパッサンの短編は非常に面白い。最初にモーパッサンの代表作である「女の一生」を読んで彼のペシミズム的な世界観に魅了された。あまりフランス文学はバルザックの短編とプルーストぐらい…

今まで行った国と都市リスト

最近は中国に行ったりベトナムに行ったり相変わらず旅行を続けている。ちょっとこれまでの旅行経験を振り返ってみようと思う。 シンガポール タイ(バンコク、プーケット、チェンマイ) インドネシア(ジャカルタ、ジョグジャカルタ、バリ島) マレーシア(クアラ…

魅惑のヴィクトリア朝 アリスとホームズの英国文化

丁度、ヴィクトリア朝時代のイギリスの小説や絵を観ていたら本書に出会った。オスカーワイルドやジョンラスキンやラファエル前派が活躍した偉大な時代である。つくづくイギリスは凄い国だなと思う。今年の2月にロンドンに旅行に行ってラファエル前派のミレイ…

元不登校児でメンヘラ男が世界30ヶ国を旅してきた!

今、ドイツのフランクフルトにいる。とうとう30カ国踏破した。本当に嬉しい。二十代最後に何とか達成できた。自分の一生を振り返ってみるだけで落ち込む。典型的なドロップアウト組の人生だったから。中学は進学校に通い一年の夏休み後に勉強についていけず…

ドリアン グレイの肖像

読書するのは楽ではない。読書をするには3つの段階に分けられる。読んで理解してそして生産する。いつも読破する事は出来るが内容を理解するまでが大変だ。だから私は名著は最低でも二回は読まないといけない。再読に値する名著はまず初読は読み通す事だけに…

素数たちの孤独

普段、私はあまり恋愛小説は読まないが本作は読み通すことが出来た。基本的に飽きっぽくて忍耐力が足りないのでつまらない本だったり難解で理解出来ない本は途中で放棄する癖がある。だから私が読破出来た本はそれだけで素晴らしい本という事になるので必ず…

幸福な王子 オスカーワイルド

オスカーワイルドが大好きだ。タブリンを旅行中に彼のポストカードや彼の写真を街中で至る所に見掛けた。アイルランドでとても尊敬されている偉大な作家なのだ。顔もハンサムだしとてもお洒落さんなので何だか見惚れてしまった。ワイルドはダブリンの上流階…

オーストラリア旅行記

今リアルタイムでオーストラリアのメルボルンにいます。物価が高い(500㎖のコーラが300円ぐらい)ですが無料の博物館や美術館があるのでかなり楽しいですよ。 シドニーは美しい都市でした。旅行中にオーストラリアの歴史について少し勉強しました。オーストラ…

至福の時

最近は二週間に一回のペースで海外旅行に行ってる。体力的にたまにきつい時があるけど非常に充実した日々を送ってる。たまに旅行に行くのが億劫になるが自分のような生活をしている人はあまりいないと思うので感謝しながら日々を過ごしている。今日、アイル…

最近の読書事情と旅行事情

旅行中毒になりつつある。今日、ハワイから帰ってきた。男一人でハワイのホノルルに行ってきたのだ(笑)人も親切で平和的で良いところだった。日本人のリピーターが多いのも頷ける。ただ私にとっては物価が高すぎる。こないだはマレーシアのペナン島に行って…

池澤夏樹 知の読書術

友達もいないし人嫌いだし結局自分には読書しか出来ないのだ。だから本を読む。本書には書店やインターネットでの本の探し方や、ノンフィクション、フィクション、古典の読み方、蔵書の保存方法等の本についての情報が満載である。池澤夏樹の本を買うのはこ…

ブッダ物語

毎日生きるのが苦しくて疲れた疲れた疲れたと言いながら過ごしている。結局のところ私にとって最終的な幸福は死ぬことである。この世に起きる全ての出来事は無常なのである。一切合切は変わっていき不変のものなど存在しないのだ。私はそう解釈した。この世…

超近未来都市 ドバイに行ってきた!

抗鬱剤に最近は依存気味なので少し減らさないとまずい。二度の痔の手術後も好き勝手に旅行に行ってたりしてたせいか痔瘻術後障害の後遺症も残ってしまった。もう身体中ボロボロである。相変わらず旅行は続けている。今回の旅行先はアラブ首長国連邦。何もか…

カフカ 変身

カフカの小説を初めて読破した。変身は朝起きたら自分の姿が虫に変わっているという大変ユニークな設定の小説だ。次は城を読んでみようと思った。 カフカ ポケットマスターピース 01 (集英社文庫ヘリテージシリーズ) 作者: フランツカフカ,多和田葉子,Franz …

マクベス

シェイクスピア四大悲劇のうちの一つである。シェイクスピアの翻訳は多数あるが松岡和子さんの翻訳が私には合っている。ちくま文庫から全集が出ているのでコツコツ集めて行こうと思っている。 シェイクスピア全集 (3) マクベス (ちくま文庫) 作者: W.シェイ…

オランダ旅行記

今回の旅はイギリスとオランダに行って来ました。美術館巡りの旅です。オランダではゴッホ美術館と有名なフェルメールの真珠の耳飾りの少女があるマウリッツハイス美術館に行って来ました。どちらも非常に充実した美術館でした。残念ながらゴッホ美術館は撮…

ロンドン旅行記2

今日はコートールド協会美術館に行って来ました。こじんまりとしていて小規模な美術館なのに作品はかなり充実しています。ゴッホ、モネ、ドガ、セザンヌ等、目白押しです。小さい美術館なので人混みも無くて1人でゆっくり鑑賞出来ました。時間が経つのを忘れ…