2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

あしながおじさん

あしながおじさんの新訳を本屋で発見したので購入。訳者は岩本正恵さん。以前読んだ世界の果てのビートルズも彼女の翻訳で非常に読みやすい。本書の翻訳を最後に亡くなったしまった。とても惜しい方を亡くしたと思う。まだ50歳だった。ご冥福をお祈りします…

アフリカの日々

アイザック・ディネーセンのアフリカの日々を読了。ずっと積読だった本。中々読む気になれなかった。私の妙な先入観があったからだ。人種差別的な西洋人からみたアフリカ本と私の中で決めつけていた。驚いたのは著者のデンマーク人のディネーセンは最大限の…

太平洋の防波堤、愛人 ラマン、悲しみよ こんにちは

長らく積ん読だった河出書房の世界文学全集のサガンとデュラスの作品を読了。監修は池澤夏樹だが彼のセンスの良さには畏れいる。彼の全集を全部読めばそれだけで世界中に旅行に行った気分になれる。この全集には異文化への理解も多い。デュラスは彼女の出生…