不思議の国のアリス

 ルイス・キャロル不思議の国のアリスを読了。数ある翻訳の中でなぜ本作品を選んだのか。まず第一にハードカバーで字が大きくて目が疲れない事と2015年出版の新しい翻訳で、その上余計な注釈が無くて物語に集中できる事そしてなんと言っても挿絵が非常に綺麗だったからだ。色鮮やかで配色が本当に美しい。

 実は初めてアリスを通読した。昔に新潮文庫のを読もうと思ったが、あまりにも奇想天外なお話に自分の頭脳が追いつけなかった。自分の好きなタイプの小説では無いが、宮崎駿やジョンレノンの愛読書だと知っていたので何とか読んだ。正直に言ってやはりよく分からなかった。翻訳者のあとがきによるとキャロルの言葉遊びは日本語に訳すのはとても難しくその意味を正確に日本語に訳すのは至難の技だと言う事。また、他の翻訳で挑戦してみたい。

 

不思議の国のアリス

不思議の国のアリス