2021-08-16から1日間の記事一覧

供述によるとペレイラは

須賀敦子の翻訳が好きで買った。アントニオ・タブッキの作品だ。ポルトガルの温暖な気候とは裏腹に1938年はファシズムの魔の手が及んでいた。リスボンで元新聞記者で今は小新聞社の文芸記事担当のペレイラ。彼は妻に先立たれ、心臓も悪く太っていて何だか冴…