ちょっと睡眠導入剤を飲みながら旅行には行っている。もう心身ともに疲れ果てているが旅行は続ける。旅行自体は楽しい事だけど辛い時も勿論ある。唐突に訪れる理不尽にあってとても落ち込む時がある。自分のメンタルの弱さにびっくりするが何とか薬でカバーしている。今回はメキシコに行ってきた。中南米の国に行くのは初めてである。アエロメヒコ航空で直行便が出てると聞いて行くしかないと思った。ろくにスペイン語も喋れないまま行ったが、案の定、英語はあまり伝わらなかった。でも今回の旅行はとても充実していた。世界遺産だけでも5つも行ったし6つの都市に滞在したのでかなり移動の多い忙しい旅行になった。だから疲れがあったのか、慣れて油断してたのかバスターミナルでアイフォンを盗まれたのだ。もう6年使っていた携帯でそろそろ買い替えようと思ってた頃だったのでまあそんなに気にしてないけど。でももう後ろのズボンのポケットに入れるのは辞めておこうと思った。
やはり実際に行って現地を探索する事によって気づいた事が沢山あった。メキシコの物価の安さやメキシコ人の厚い信仰心など。人々が教会の前を通る時に必ず十時を切る姿を何回も見かけた。またスペインの植民地だったのでヨーロッパ風の美しい建物が沢山あった。私もスペインに行った事があるのでメキシコのコロニカル都市のプエブラやグアナファトは確かにバルセロナやマドリードに似ているなと思った。またメキシコ人の陽気な国民性はスペイン人の明るい性格と通じるものがある。アジア的価値観とは全く異なる価値観を持つ中南米の人達とのコミュニケーションを取ることは難しく感じたし私が彼らの習慣にあわせていく必要がある。でも初めてのラテンアメリカへの旅は新鮮でもあり面白い体験だったと思う。
世界遺産のテオティワカン。。あまりの大きさに近くからは写真にも全てが映らない。頂上まで登るのに疲れ切ってしまった。個人的にはやや殺風景で物足りなさを感じた。
ケレタロの美術館の絵。無名の画家の絵だと思うけど美術館の建物自体は立派で絵も素敵だった。でもケレタロのバスターミナルで携帯を盗まれたしタクシーの運転手やバスのスタッフも釣り銭を誤魔化したりあまり親切ではない。ケレタロは治安が悪い印象を受けた。
メキシコを代表する画家のフリーダとリベラ。
リベラの壁絵は圧巻。
タスコの街並み。メキシコの人々はとても信仰深い人達で街の至る所で教会を見かけた。
メキシコといえばタコス。街を歩いていればどこにでもタコスの店があるメキシコ料理の定番。すっかりハマって沢山食べ歩きをした。美味。