2006年にノーベル文学賞を受賞したオルハン・パムクは故郷のイスタンブールを舞台に本作を書き上げた。学生時代は画家を目指していただけあって絵画への造詣も深い。オスマン帝国時代のお話なのでちょっと日本人には馴染みが薄いので分かりづらい点もあるが最後まで読むに値する作品だと思う。
- 作者: オルハンパムク,Orhan Pamuk,宮下遼
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2012/01/25
- メディア: 新書
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2006年にノーベル文学賞を受賞したオルハン・パムクは故郷のイスタンブールを舞台に本作を書き上げた。学生時代は画家を目指していただけあって絵画への造詣も深い。オスマン帝国時代のお話なのでちょっと日本人には馴染みが薄いので分かりづらい点もあるが最後まで読むに値する作品だと思う。
イタリアに行きたくてしょうがない。ロミオとジュリエットの舞台はイタリアのヴェローナである。世界中で読み継がれる作品を読む事はあまり無い。私は捻くれ者だからあまり名作は読まない。でも私の尊敬している作家さん達が皆シェイクスピアのロミオとジュリエットは完璧な小説だというので、読んだ。確かに始まりから終わりまで無駄がなく辻褄が合っている。近々実際にヴェローナに訪れよう。
2010年にノーベル文学賞をとったペルー出身の作家、マリオ・バルガス・リョサの代表作である「緑の家」を読了。いや〜面白かった。登場人物が沢山出てくるので名前を覚えるのが大変だった。まるでトルストイの「戦争と平和」のようだった。実際にリョサは青年期に「戦争と平和」を読んでいる。もしかしたら影響を受けてるかも。何と言っても物語の舞台がペルーのピウラという実在する都市とアマゾン川で普段私が知る事のない世界だったのでとてもエキサイトして読めた。ピウラはペルーの第2の都市でリョサは幼い時にそこで暮らしていたのだ。砂漠地帯でペルーの首都リマとはあまりいい関係ではないらしい。アマゾン川もリョサが実際に訪れて綿密に調査を行った上で本書を著しているので大変リアリティがある。物語は5つに分かれていてそれがだんだんと交差して最終的に全てが繋がっていくという設定だ。ラストは若干腑に落ちない点もあったがペルー人の南米の生活様式についてはとても興味深く読めた。他にも多数の小説があるのでまた機会があればリョサの作品を読んでみたい。
今日フランスから帰ってきた。いやーかなり疲れたわ。パリしか行ってないけど楽しかった。よくフランス人は冷たいとか言われるけどそんな事はなくて思ってたよりもまあまあ親切だった。パリ症候群なんて言葉があるぐらいだから行く前はかなりビビってたけどそんな事はなかった。ただ怪しい署名活動の軍団には何回も声をかけられたが。一週間ほど滞在したけどほぼ毎日、ひたすら美術館や博物館を観に行ってた。俺ははっきり言って美術や芸術にはそんなに興味は無いのだけど美術館の建物の中が静かでエアコンも効いていて居心地がいいから行くのだ。後は絵や彫刻を観ていると癒される。だからそんなに深い意味はない。フランスにきてまず始めに驚いたのは超多民族国家である事。ニューヨーク以上に人種が沢山いた。外国人とってはパリは住みやすいだろうなと思った。だってパリには移民が多いから。ただ住むには物価が高すぎるし主食がパンだし俺はちょっと難しいかな。水が3ユーロって…
エッフェル塔に登るのには長蛇の列が出来てたよ。
フランスパン。1.7ユーロ。
ロダン美術館。
ピカソの美術館も行ったよ。
ルーブル美術館も行ったよ。
凱旋門デカイ。
優雅な景色。
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