昨今の旅行事情。 40カ国制覇!

 軽い鬱病になってから抗鬱剤を飲みながら、旅行に行っている。心療内科にも通院している。私は中学時代不登校だった。新学校だったので単純に勉強についていけなかったからだが、精神的な問題もあった。中一と中二は全く学校にいってなかったが中三から保健室登校だった。卒業後高校は都内にある国士舘高校通信制に通う事になった。家庭教師の先生と協力しながら何とか課題をクリアし高校を卒業した。そして国士舘大学に受験し一回落ちてから2回目でようやく合格した。それで卒業も出来た。エリートとはかけ離れた人生である。落ちこぼれドロップアウト組といってもいい。私は普通の人がすんなり出来る事が何倍も時間がかかる劣等生だ。でもだからとって決して諦めたりしなかった。国士舘大学の評価も一般的にいってかなり低い。でも不登校や発狂して精神病院に入院した経験がある私にとってはとても大きな意味をもつ。一般的にいって大学卒業なんて当たり前と思っている人もいるだろうが、何とか大学卒という肩書きを手に入れた私にとっては世間的な評価も気にせずとても嬉しかった。

 そして元不登校児のメンヘラが40カ国も旅行出来たのだ。最近はニュージーランド🇳🇿、ノルウェー🇳🇴、スウェーデン🇸🇪、カザフスタン🇰🇿に行ったり相変わらず世界中旅行に行ってる。今のところの目標は50カ国に訪れる事だ。最終的には100カ国制覇したい。非常にマイペースで旅行しており少しずつ前に進んでいる。死ぬまで旅行を続けたい。そして文学も!

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チェーホフ 桜の園

 本当に久しぶりの読書である。無気力で怠惰な生活をずっと送っていた。根が横着なので基本的には何をするにも億劫なのだ。チェーホフの作品を初めて読む。久しぶりに本を読破出来たのでとても嬉しい。

 

桜の園 (岩波文庫)

桜の園 (岩波文庫)

 

 

 

フィンランドとエストニアとデンマークに行ってきた!

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極寒の寒さだったけど、寒さには強いのかそんなに気にならなかった。旅は楽しいな〜〜

キャロル

長らく読書から遠ざかっていた。理由は単純に読む意欲が湧かなかったからである。でももう2018年に入ったので少しずつだが、読んでいこうと思う パトリシア・ハイスミスのキャロルを読了。率直にいって大変面白い小説だった。レズビアン小説と聞くと同性愛者への偏見や誤解を感じる人もいるかもしれないが、私は同性だろうが異性だろうが好きになってしまえば関係ないと思う。クリスマスシーズンのニューヨークのデパートのオモチャ売り場で働くテレーズはブロンドの気品のある女性客に一目惚れしてしまう。テレーズは女性客のキャロルにクリスマスカードやカバンを送ったりとアプローチしながら二人の親密な関係は始まる。キャロルは離婚調停中の夫のハージと娘のリンディのどちらが引き取るか揉めている。キャロルも恋人のリチャードのと仲は冷めきっている。そんな仲二人はアメリカ横断の旅に出る計画を立てる。旅の道中の展開も大変スリルがあって面白く多くの伏線も繋がっていて夢中になって読んだ。最初から最後までよく出来ている小説だと思う。本書は1952年にハイスミスとは別名義で出版された。ハイスミスはこの作品をきっかけに自分が出版社によって勝手な同性愛者作家のレッテル貼りを心配して別名義で出版した。今でこそ同性愛への理解は認知されたいるが当時の社会的な風潮を考えると仕方ないかもしれない。実際に大手出版社からの発売は同性愛をテーマだからと断られている。仕方なく小規模な出版会社から発売されると100万部近く売れてハイスミスの代表作になった。映画化もされているのでツタヤに行って借りて観ようと思う。

 

キャロル (河出文庫)

キャロル (河出文庫)

 

 

 

マルタ共和国に行ってきた! 🇲🇹

 もうかなり疲れているけど旅行は続けている。ジョブズはGo to travelと言ったから私はジョブズの言葉に影響を受けて旅をしている。ただお金がもう底を尽きたので今年はもう旅行に行けない。体力的な問題もある。月一でヨーロッパを往復するのは疲れる。鬱病も抱えているので尚更疲れる。抗うつ剤を飲みながら旅行している。今回の旅行で33カ国目だが50カ国を訪れるのが当面の目標である。貯金がほとんど無いのでこれから旅をするのが難しくなるが50ヶ国の目標は諦めていない。

 マルタは南イタリアに位置する小さな島国である。南イタリアの温暖な気候と地中海の美しい海に囲まれて大変過しやすい快適な都市だった。首都のヴァレッタ世界遺産にもなっていて中世のヨーロッパの街並みは優雅である。

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トーマスマン 魔の山 再読

 魔の山は私の読書遍歴の中で特に好きな作品だ。 だから今回再読する事にした。最初は高橋義孝氏が訳した新潮文庫で読んだが、今回は岩波文庫で読んでいる。名著は数多くの翻訳があるので自分にあった翻訳者を見つけて読めるのがいい。実をいうと今ドイツのミュンヘン魔の山を読んでいる。オクトーバーフェストでも有名なとても洗練された都市だ。マン自身も長くミュンヘンに住んでいたので魔の山はこの地で書かれたのだ。マンの芸術的なセンスもミュンヘンの街で磨かれたのだろう。

 主人公のハンス・カストルプは友人のヨーアヒムを見舞うために3週間の期間だけスイスのダボスの山奥にある療養所で生活する事になる。短期間の予定だった滞在だったがカストルプ青年がレントゲンの診察を受けた結果、彼自身にも病巣が見つかり徐々に入院生活が延びていく。この療養所を舞台に教養主義者で文学者のセテムブリーニやカストルプ青年が想いを寄せるショーシャ夫人や多くの個性的な人物と出逢い人間的に成長していくのだ。

 マンの生きた時代は激動の時代だった。ヒトラーが政権を握ると反ナチスの立場を示していたマンは国籍を剥奪された。アメリカ移住後もヒトラーナチスを打倒する声明を発表する。その後マンは二度とドイツに足を踏み入れる事は無かったが彼は終生、伝統的なドイツ文学にこだわっていた。魔の山にもゲーテの作品の引用があるのでうかがい知れる。

 私自身、集中力と体力が足りず非常に遅読なのでゆっくり下巻も読んでいくとこにする。下巻も700頁近くある大著なので読むのが楽しみだ。

 

魔の山〈上〉 (岩波文庫)

魔の山〈上〉 (岩波文庫)