シェイクスピアのテンペストを読了。シェイクスピアの劇作は面白い。登場人物が立派に描かれていて読んでいて感心する事が多い。ミラノ大公のプロスペローは大変慈悲深いお方だ。実の弟とナポリ王の悪巧みにより孤島に流されたプロスペローは魔法や妖精のエアリエルを使い大嵐を起こし彼らを同じ孤島に遭難させる。ナポリ王達が飢えや仲間はぐれになり苦しんでいる事に同情して最後には彼らを許す。
「復讐ではなく、徳をほどこすことこそ、尊い行為」私の格言にしたい台詞だ。
- 作者: ウィリアムシェイクスピア,William Shakespeare,松岡和子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2000/06/01
- メディア: 文庫
- クリック: 14回
- この商品を含むブログ (36件) を見る