ロシアに旅行に行ってきた。大学一年生の頃からの夢がついに叶った。ドストエフスキーやトルストイに感銘を受けいつかはロシアに行ってみたいと思っていた。今の時期はオフシーズンだからなのかサーチャージが安かったこととロシアの通貨ルーブル安のおかげで大変お得に旅行が出来た。結果的にとても充実した旅行だった。行きたい所は全部行けたしロシア人は皆親切な人ばかりで本当にいい思い出になった。ひとつのブログには書ききれないので複数に分けて旅行記を書こうと思っている。
やはりロシア旅行の一番の目的はトルストイの故郷に訪れることだった。ヤ―スナヤ・ポリャーナに行くにはモスクワから鉄道で二時間くらいかかる街、トゥーラに訪れることになる。私はトゥーラに滞在したがツアーなら日帰りでもモスクワからヤ―スナヤ・ポリャーナに行ける。
まずはトゥーラの街並みを紹介したい。
トゥーラのクレムリン
レーニン?像
雪景色
ライトアップ
実はトゥーラの街は地球の歩き方には名前しか載っていない。つまり未知の都市である。冒険心が湧いてきた。
トゥーラから13キロ程行った先にヤースナヤ・ポリャーナがある。
トルストイの屋敷の入り口に置いてあった看板。ロシア語なのでわからない。
案内板 韓国語でも書かれていた。韓国でもトルストイは人気があるのだろうか。
屋敷までの道のり
屋敷の入り口
内部見学のチケットは125ルーブル払った。私一人だったにも関わらず丁寧に案内してくれた。残念ながら内部は撮影禁止。英語で質問をしたら英語の資料を渡してくれた。トルストイは亡くなる間際に、家出する直前にドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟を読んでいたこと、トルストイが英語とフランス語、ドイツ語を完璧にマスターしていたこととなんと、日本語も勉強していたらしい。他にもラテン語や沢山の言語を勉強していた。そしてこの屋敷でトルストイは「戦争と平和」と「アンナ・カレーニナ」を著したのだ。そこは一階の奥まった所にある部屋でやや孤独な雰囲気があった。「戦争と平和」は私にとってとても大切な本なので書かれた部屋に訪れてとても感激した。他にも食堂があったり子ども部屋があったりとても広々としていて綺麗な屋敷だった。敷地内には馬や犬、猫がいてとても平和で自然豊かな所だった。ロシアまで来て本当に良かった。